ジョナサン・ヘイワードに関して。
〜2025年の春も快走中〜
名門ボルティモア響の音楽監督として、着実に地歩を固め、そして確実に評価を高めつつある若き天才マエストロ、ジョナサン・ヘイワードは、今年の春、欧州においても活躍を継続中。
2月にはデュッセルドルフ響、3月にはデンマーク国立響にて客演。4月にはNDRエルプフィルハーモニー管、及びロイヤル・スコティッシュ管と共演。
7月には、ロンドンでBBC響との共演、アメリカではクリーブランド管とも。
当面、ジョナサン・ヘイワードの快走は終わる気配なし。
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜ベルリン・フィルと共演!〜
3月6日、7日、8日、アンナ・ヴィニツカヤ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会でソリストを務め、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏。
6日、7日の2公演を会場(ベルリン・フィルハーモニー)で聴くことが出来、まさに驚愕の演奏を体感。圧巻のフォルテッシモや完璧に揃った速いパッセージだけでなく、弱音においてさえその美しさで聴衆を圧倒。類稀な存在感で聴衆と音楽を共有。
指揮は、新鋭の女性指揮者で欧州及びアメリカなどで注目を高めている、ヨアナ・マルヴィッツ。アンナとはこれまでにも、ボストン響、スウェーデン放送響などで共演。
ヨハンナ・マラングレに関して。
〜ミュンヘン・フィル初客演&メジャー事務所へ移籍〜
6月に初来日、群馬響、名古屋フィルで客演予定のヨハンナ・マラングレ、3月18日、名門ミュンヘン・フィルと初共演。
そのヨハンナ、3月1日付で、ゼネラル・マネジメントを、ヨーロッパ最大手の音楽事務所、アスコナス・ホルト(https://askonasholt.com/)へ移籍。
注目度の上昇と今後の活躍の加速に期待。
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜ゴロー・ベルクと共演〜
ゴロー・ベルクがシェフを務めるミュンスター歌劇場管弦楽団のコンサート・シリーズに、アンナ・ヴィニツカヤが登場。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を、2/4, 5, 9に共演。マエストロから初回の公演の直後に届いたのは、「まさに驚愕の演奏で、聴衆は一人残らず圧倒されていた」という、自身の興奮を抑えられないような熱いメッセージ。
長年彼女との共演を熱望していたゴロー・ベルクの願いが実現したのは日本。2015年の九州交響楽団の定期演奏会。以降、何度もミュンスターに招き、共演を重ねており、次のシーズン以降も続く予定。
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜パーヴォ・ヤルヴィ、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団と共演〜
1/31から2/2の3日間、パーヴォ・ヤルヴィのタクトのもと、名門チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団と共演。
シューマンのピアノ協奏曲。
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜2024/25シーズン〜
9月に幕を開けた、2024/25シーズン。
アンナ・ヴィニツカヤの活躍の充実度合いに要注目。
まずは、シーズンを通して、フィルハーモニー・エッセンのレジデンスアーティストを務め、コンチェルト、リサイタル、室内楽、学生たちとの共演、マスタークラスなどの予定が目白押し。
シーズンの幕開けを飾った、9/1のルツェルン音楽祭でのリサイタルの後、注目の指揮者、ペトル・ポペルカを擁したウィーン交響楽団との、欧州ツアー。
ウィーン(コンツェルト・ハウス)他、5都市でチャイコフスキーの1番を共演。
11月には、盟友と言っても過言ではないほど共演歴を重ねているウルバンスキーのタクトで、2日間で、ラフマニノフの1〜4番のピアノ協奏曲とパガニーニ・ラプソディを、ドレスデン・フィルと弾き通すという離れ業を達成。
続いて、同じ月のうちに、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ピエタリ・インキネンと共演。
さらにスウェーデン放響ともチャイコフスキーの1番を共演。指揮は話題のヨアナ・マルヴィッツ。
12月に入って、再びウルバンスキーと共演。ベルン響との共演曲は、シューマン。
2025年も注目公演が続く予定。
ユアン・シールズに関して。
〜KNSO国際指揮者コンクールで2位〜
弱冠26歳の指揮者、ユアン・シールズが、韓国のソウルで開催された、第2回KNSO国際指揮者コンクールで2位に。オーケストラ団員、審査員、聴衆から、全方位的に高い評価を得て、堂々の受賞。
来年度、2度の来日・客演が予定されている、この若手指揮者の筆頭株にさらに期待。
https://euanshields.com/2024/11/10/wins-silver-award-in-knso-competition/
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜ウィーン交響楽団との欧州ツアー〜
最新CD「Piano Dances」も好調なアンナ・ヴィツカヤ、9/18からウィーン交響楽団のツアーに参加。ウィーン(コンツェルトハウス)、ブラティスラバ、ヴェローナ、など5公演。チャイコフスキーの1番。指揮はペトル・ポペルカ。注目の共演。
タムシン・ワリー=コーエンに関して。
〜タイムズ紙に演奏会評〜
イングランド南西部のExmoorとDartmoorで長年開催されている音楽祭、Two Moors Festivalのラインナップがこの程発表され、芸術監督を務めるタムシン・ワリー=コーエンの手腕と活動に注目が集まる中、Times紙に掲載された最近の演奏会(無伴奏とコーデリア・ウィリアムズとのデュオ)の評が話題に。
「安定感と規則性を、途切れることのない情熱と見事に融合させていた」
「難曲を、集中力と軽やかな美しさで、ときには無頓着にさえ見えるほど自然に演奏」など。
[Two Moors Festival]
ユアン・シールズに関して。
〜東京デビュー公演!〜
現在、イギリスを代表する名門、ハレ管弦楽団で、カーチュン・ウォン音楽監督の下でアシスタント・コンダクターを務めるなど、急成長を見せている注目の若手指揮者、ユアン・シールズの東京デビュー公演の予定、発表。
新日本フィルハーモニー交響楽団の25/26シーズンの定期演奏会「すみだクラシックへの扉」#35。
2026年1月9日(金)、10日(土)の2日間、会場はすみだトリフォニーホール。
ブラームスの4番の他、ウェーバーの「オベロン」序曲とモーツァルトのピアノ協奏曲第27番。ソリストは、反田恭平さん。
願ってもない東京初舞台!
坂入健司郎に関して。
〜「音楽の友」誌 演奏会評〜
雑誌「音楽の友」8月号の"CONCERT REVIEW"で、坂入、好評価。
N響デビューを果たした5/3の「NHK交響楽団 ゴールデン・クラシック2024」の公演評。
「・・・チェレスタの悲しみを帯びたつぶやきが心にしみた」「内容のある初共演」など(山田治生氏)。
坂入健司郎に関して。
〜“ブルオタ会議 2024”〜
雑誌「音楽の友」8月号の特集「ブルックナー生誕200周年 シン・ブルオタ入門2024」の、“ブルオタ会議2024”に、坂入健司郎、参画。
石原勇太郎、小室敬幸、平岡拓也、布施砂丘彦の各氏とブルックナーについての激論を展開。
10ページ以上の長尺の対談記事は、“ブルオタ”でない方にも、未知の発見に満ちた面白さ満載。
マキシミリアン・ホルヌングに関して。
〜L・ヴィオッティ、L・ヴァティアシュヴィリ、ネーデルランド・フィル〜
5/25〜31、ロレンゾ・ヴィオッティの指揮、リサ・ヴァティアシュビリのVnを擁した名門ネーデルランド・フィルと、ブラームスの二重協奏曲を、アムステルダム(@コンセルトヘボウ)、アントワープ、バーデンバーデン、ドルトムントで共演したマキシミリアン・ホルヌング。
この欧州ツアーで、さらに評価と注目度を高めたチェリストのNEXTに、期待。
ヨハンナ・マラングレに関して。
〜「こうもり」@リール歌劇場〜
指揮者、ヨハンナ・マラングレ、フランス北部の名門、リール歌劇場にて、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」を指揮。
6/4から、7公演。
https://www.opera-lille.fr/spectacle/la-chauve-souris/
8月には、ルツェルン音楽祭にも登場する予定。
坂入健司郎に関して。
〜朝日新聞 #KANSAI〜
朝日新聞の5月30日の夕刊の「#KANSAI」に、指揮者、坂入健司郎の取材記事、掲載。
6月21日(金)19:00開演のブラームス全交響曲演奏会の最終回を中心に、これまでとこれからの音楽観や姿勢を語る内容。
「(オーケストラと)コミュケーションをとることで、お互いに思い描くもの以上にいい音楽を作りたい」
そのケミカルが作り出す、ブラ4に期待大。
ニコライ・ホジャイノフに関して。
〜「ファンタジー」初演〜
際立った存在感で注目を集め続けているニコライ・ホジャイノフ。演奏だけではなく、最近は、編曲、そして作曲の領域でも活動を展開。自作「平和の花びら」は、ジュネーブの国連事務局で演奏され話題に。
さらに、新作の「ファンタジー」が、6月5日、ジュネーブのヴィクトリア・ホールで初演されることに。
https://www.geneve.ch/en/agenda/nikolay-khozyainov-titan-piano
また、「平和の花びら」のフランス初演も、6月22日、シャンゼリゼ劇場にて行われる予定。
どちらの作品も7月17日(水)、日本初演の予定。
19:00開演の浜離宮朝日ホールでの、2年振りの待望の来日公演にて。
https://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/event/2024/07/event2686.html
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜ルツェルン音楽祭に登場〜
ヨーロッパの夏の音楽祭の代表格、ルツェルン音楽祭で、アンナ・ヴィニツカヤのリサイタル開催予定。
9月1日(日)午前11:00、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)内のコンサートホールにて。メンデルスゾーンの無言歌集、シューマンの謝肉祭に加えて、イェルク・ヴィドマンの作品も。
https://www.lucernefestival.ch/en/program/anna-vinnitskaya/2054
アンナ・ヴィニツカヤは、2021年にも、ベルリン・フィル(指揮:ペトレンコ)とともに、同音楽祭に登場。
クレア・フアンチに関して。
〜リサイタル@プリンツレーゲンテン劇場〜
2月2日、クレア・フアンチ、プリンツレーゲンテン劇場で初のリサイタル。
南ドイツ新聞にて「(メンデルスゾーンの幻想曲 嬰ヘ短調 Op. 28の第三楽章の演奏について)最速のテンポでもすべての音は明瞭で、 かつて、それができたのはグレン・グールドだけだった」という高い評価を得るなど公演は大成功。
マキシミリアン・ホルヌングに関して。
〜パーヴォ・ヤルヴィと共演〜
1/21、ヨーロッパ有数の檜舞台、チューリッヒ・トーンハレにて、マキシミリアン・ホルヌングは、エストニア・フェスティバル管弦楽団、マエストロ・パーヴォ・ヤルヴィと、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演。ルツェルン新聞は、「極めて明瞭、そして複雑な楽想を極めて精緻に操った」と絶賛。
ところで、最近、マキシミリアン・ホルヌングは指揮活動にも積極的。彼の指揮について、マエストロ・パーヴォ・ヤルヴィからはこんなコメントも。「マキシミリアンが卓越したチェリストで音楽家であることは以前から知っていたが、最近、私は、彼が実に才能豊かで未来の期待に満ちた若い指揮者でもあることを知った」
イリヤ・ラシュコフスキーに関して。
〜浜松国際ピアノ・コンクールの審査員に〜
イリヤ・ラシュコフスキー、今年11月に開催予定の第12回浜松国際ピアノ・コンクールの審査員に。
自身も第8回の優勝者。一躍国際的な檜舞台に押し上げてくれたコンクールに、審査員として再び参加。
ダナエ・デルケンに関して。
〜ベルリン・ドイツ響デビュー@ベルリン・フィルハーモニー〜
12月9日、ベルリン・フィルハーモニーの大ホールで、ベルリン・ドイツ交響楽団との初共演を大成功で飾ったダナエ・デルケン。注目の女性指揮者、デルヤナ・ラザロワの指揮で、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲第2番を演奏。彼女の演奏を、ベルリナー・モルゲンポスト紙は「高度に技巧的なパッセージを彼女がいとも簡単に演奏したことには、ただ驚くほかない」と、また、ドイツ有数の音楽誌Vanも「アダージョの歌声を深く満たし、そして緊張感と歓喜を作り上げた」と絶賛。
公演は、Deutschlandfunk Kulturが、放送。
タムシン・ワリー=コーエンに関して。
〜公演活動に復帰/ウィグモアホールでリサイタル〜
リサイタルのみなず、コンチェルト、室内楽、そして音楽祭の主宰・プロデュースなど幅広い活動を続けて来たヴァイオリニスト、タムシン・ワリー=コーエン。出産・育児のためにしばらくステージを離れていましたが、今月30日、ロンドン最高の檜舞台のひとつ、ウィグモアホールのリサイタルで復帰!
モーツァルトのソナタ、ベートーヴェンのクロイツェル、そして、英国初演となる現代曲を含む、彼女らしいプログラム。
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜ボストン響デビュー、大成功!〜
11月、ボストン響デビュー。ヨアナ・マルヴィッツの指揮で、チャイコフスキーの1番を演奏。「ボストン・グローブ」紙は、「(アンナ・ヴィニツカヤの演奏には)決して自己満足ではない、狂想的な自由がある」と絶賛。「ボストン響はアンナ・ヴィニツカヤとヨアナ・マルヴィッツのためにウェルカム・マットをそのまま出しておくべきだ」とも。
マリアム・バタシヴィリに関して。
〜リーズ国際ピアノ・コンクールの審査員に〜
これまでにペライア、ルプーなどを輩出、最も権威ある国際ピアノ・コンクールのひとつとして知られている、リーズ国際ピアノ・コンクール。マリアム・バタシヴィリは、次回、2024年9月、その審査員に。
そのマリアム、2024年、5月、来日予定。詳細は後日。
ジョナサン・ヘイワードに関して。
〜Wのデビュー〜
8/9、ジョナサン・ヘイワードは、ラヴィニア音楽祭に初登場。全米有数の音楽祭でのデビューは、同時に、シカゴ交響楽団デビューともなり、話題に。
https://www.instagram.com/p/CvxtW0StwW1/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
マキシミリアン・ホルヌングに関して。
〜アンネ=ゾフィ・ムター、ランバート・オルキスとのヨーロッパ・ツアー〜
アンネ=ゾフィ・ムター、ランバート・オルキスとのピアノ・トリオでのヨーロッパ・ツアー、ポーランドのヴロツワフを皮切りに、スタート。ウィーンのコンツェルトハウスなどを経て、ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールでフィナーレを迎える旅。全10都市。
https://www.instagram.com/p/CsTVDVhI48C/
アンナ・ヴィニツカヤに関して。
〜ポリーニの代役として、エルプ・フィルハーモニーに登場〜
ハンブルクを代表する、或いは、ドイツ有数の檜舞台であるエルプ・フィルハーモニー。そのリサイタルシリーズに、アンナ・ヴィニツカヤが、急遽、ポリーニ氏の代役として急遽演奏することが決定。5/18。大ホールにて。
https://www.elbphilharmonie.de/de/programm/anna-vinnitskaya-klavierabend/18312
ジョナサン・ヘイワードに関して。
〜ニューヨーク・フィル・デビュー、大成功〜
4月の終わり、ニューヨーク・フィル・デビューを大成功で飾ったジョナサン・ヘイワード。スタンディングオベーションと鳴り止まない拍手、繰り返されるカーテンコールの様子はSNSでも話題に。
ここのところ、メジャー・オーケストラ・デビューが続いている彼を、次に待っているのは、例えば、9月からのボルティモアでの音楽監督という重責。
でも、その前に。ラヴィニア音楽祭でのシカゴ響との共演が8月に!
ヨハンナ・マラングレに関して。
〜ヘルシンボルク交響楽団公演に急遽登壇〜
昨年9月にフランス国立ピカルディ管弦楽団の首席指揮者に就任したばかりのヨハンナ・マラングレ、2月、代役として、急遽、スウェーデンのヘルシンボルク交響楽団を指揮。コープランド、ピアソラ、そしてノルウェーの女性作曲家、アンネ=マリーエ・オルベックの作品。
「明確なコントラストと洗練された効果」など、高い評価。
ジョナサン・ヘイワードに関して。
〜ニューヨーク・フィル・デビュー〜
4月27日(木)〜29日(土)。
今年9月から、オルソップの後任としてボルティモア交響楽団の音楽監督に就任するジョナサン・ヘイワードが、ニューヨーク・フィル・デビュー。
クリスティアン・テツラフ(Vn)とブラームスのヴァイオリン協奏曲を、またメインには、ルトスワフスキーの管弦楽のための協奏曲を演奏予定。
https://nyphil.org/concerts-tickets/2223/brahms-di-castri-lutoslawski
アンナ・ヴィニツカヤとゴロー・ベルクに関して。
〜ミュンスターで再会〜
3月28日(火)〜4月2日(日)、ゴロー・ベルクがシェフを務める、ドイツのミュンスターにて共演。ラフマニノフの4番を演奏予定。この二人の出会いは日本。2015年、九州交響楽団の定期演奏会。意気投合し、その後もベルクが、ミュンスターに何度か招いている。
イリヤ・ラシュコフスキーに関して。
〜台湾公演、諏訪内晶子との共演〜
3月16日(木)〜21日(火)。諏訪内晶子との共演は、コロナ禍で何度かの中止を余儀なくされていたがついに実現。イリヤは他に、台北と高雄でのリサイタルも予定。