
ヨハンナ・マラングレ(指揮)
Johanna Malangré, Conductor
バーミンガム市響から「天賦の才の指揮者」と評されるなど、若手女性指揮者の中でも際立って将来が期待されている。
ドイツ、ケルン生まれ。ベルナルド・ハイティンク、パーヴォ・ヤルヴィなどの教えを受ける。
ケルン室内歌劇場、ゲルギッシュ交響楽団でアシスタント・コンダクターを務める。
2017年、ルツェルン音楽祭アカデミーの指揮フェローとして、ハインツ・ホリガーやパトリシア・コパチンスカヤなどと共演。
18年にはプルゼニの歌劇場でドヴォルザークの「ルサルカ」を指揮。
19年、ウィーンで行われたMAWOMA指揮者コンクールで第1位。合わせて聴衆賞とオーケストラ賞も受賞。同年、バリトン歌手、クリスティアン・ゲルハーヘルの支援によって創設されたHIDALGO音楽祭においてオーケストラの音楽監督に指名された。ジャンルの垣根を取り払い、ミュンヘン全市を巻き込んだこの斬新な音楽祭での活躍は注目を集めた。
21年、ルツェルン音楽祭に招かれ3公演で登壇。
これまでに、キール管弦楽団、ヴッパータール交響楽団、コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥール、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団、MDR交響楽団、南西ドイツ・フィル、ウィーン室内管弦楽団、ルツェルン交響楽団、フランス国立ブルターニュ管弦楽団、マイニンゲン宮廷楽団、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場、フラデツ・クラーロヴェー・フィル、国立テッサロニキ交響楽団などを指揮している。
また、ゴーティエ・カプソン(チェロ)とはレコーディングで、イブラヒム・マーロフ(トランペット)とはサン=ドニ音楽祭で共演。
22年9月、フランス国立ピカルディ管弦楽団の首席指揮者に就任。
24年6月、北フランスの名門、リール歌劇場で「こうもり」を指揮。その手腕は高く評価され、「今夜、オペラ指揮者が誕生した」(ディアパソン誌)と称賛された。
25年3月にはミュンヘン・フィルを指揮する予定。
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