ところで、この映画の原題は”Calvary”.
辞書によると、イエス・キリストが磔に処せられた丘、ゴルゴタの丘のことだったり、磔の像だったり、また、受難や苦難を意味する、と。
この映画を日本で公開するにあたって、確かに、「カルヴァリー」では映画のイメージを伝えるのは難しく、もしかしたら、ちょっと、ホラー映画とかオカルト映画のような雰囲気になる可能性も。その意味では、「ある神父の希望と絶望の7日間」は映画のストーリーを的確に表したタイトルと言えるかも。
でも、物語が伝えようとしていること、或いはジェームスの選択の意味、生き方などとのつながり、という点では、原題の方が・・・。
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