ニコライ・ホジャイノフ(ピアノ)
Nikolay Khozyainov, piano
1992年生まれ。5歳からピアノを始める。すぐに才能を見出され、7歳の時、モスクワ音楽院の大ホールで、へンデルの協奏曲を演奏した。
モスクワ音楽院卒業時には、最優秀の学生としての栄誉と金メダルを授与された。
2012年、ダブリン国際ピアノ・コンクールで第1位。同年、シドニー国際ピアノ・コンクールでも、最年少のファイナリストでありながら第2位。合わせて、オーケストラ団員の投票によって、最も優れた協奏曲の演奏者に選ばれ、合わせて、リストの演奏、シューベルトの演奏でも最優秀の評価を得た。
これまでに、カーネギーホール、リンカーンセンター、ケネディ・センター、ウィグモア・ホール、ルーブル美術館、シャンゼリゼ劇場、サルガヴォ、チャイコフスキー・ホール、サントリーホール、シドニー・オペラハウス、チューリッヒ・トーンハレ、クイリナーレ宮殿、マドリード国立音楽堂、国連本部などの国際的な檜舞台で演奏している。
また、フィルハーモニア管弦楽団、シドニー交響楽団、チェコ・ナショナル交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア国立交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、RTÉ国立交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、山形交響楽団、札幌交響楽団などの著名オーケストラとの共演を重ねている。
ナクソスなどからショパン、リスト、ベートーヴェンなど4枚のCDをリリースしている。
これまでに多数の要人に演奏を披露。2018年には、当時の天皇・皇后両陛下が、サントリーホールでのリサイタルにご臨席された。2022年には、スペイン王室より、ナイト・コマンダー(司令官騎士)の爵位を与えられた。
圧倒的な力強さ、美の極地を感じさせる弱音、構成感、スケールの大きさと、「ピアニストとして全てを持っている」(ファンファーレ誌)。真摯に音楽に向かう姿勢を貫きながら、聴衆に生の音楽の熱を伝えることへのこだわりも強く、多くの支持者を得ている。
https://www.nikolaykhozyainov.com/