レオシュ・スワロフスキー

(指揮/Leoš Svárovský)
プラハ音楽アカデミーでフルートと指揮を学び、ヴァーツラフ・ノイマンの最後の弟子となった。その後、プラハの国民劇場にてズデニェク・コシュラーのアシスタントとしてキャリアをスタート。
これまでに、プラハ室内歌劇場、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団、ジリナ国立室内管弦楽団、パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団、プラハ国立歌劇場、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団などで首席指揮者を含む要職を歴任。また、プラハ・フィルハーモニア、プラハ放送交響楽団やP. I. チャイコフスキー交響楽団(モスクワ放送交響楽団)と長期的な協力関係を築いている。
自らが代表を務めるチェスケー・ブジェヨヴィツェのエマ・デスティノヴァ国際音楽祭のほか、リトミシュル音楽祭、チェスキー・クルムロフのヤナーチェク五月音楽祭、ブルノのイースター宗教音楽祭、ヤロメジツェのペーター・ドヴォルスキー国際音楽祭、ラインガウ音楽祭、パッサウのヨーロッパ週間、ザルツブルクのアスペクテ音楽祭、ジョルジェ・エネスク音楽祭、コロラド音楽祭、アスコーナ音楽週間、ブラチスラヴァ音楽祭など、国際的に著名な音楽祭にも定期的に出演している。
後進の指導にも力を注いでおり、2018年にはプラハ音楽アカデミーにて教授の称号を授与され、24年からは同アカデミーの指揮科主任を務めている。
ヨーロッパのみならず、アメリカ、韓国など世界各地での活躍が知られているが、日本には特別な愛着を寄せている。14年から19年までセントラル愛知交響楽団の音楽監督を務め(現・名誉音楽監督)、同団の実力を飛躍的に高めた手腕は高く評価された。ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ・フィルハーモニアなどを率いての日本ツアーは常に注目を集めている。また、東京都交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、日本センチュリー交響楽団他に客演。