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​ジェラルド・カーニ

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Gerald Karni(指揮)

「ジェラルド・カーニは非常に優れた音楽家であり、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団にとって大きな財産です。オーケストラへの貢献はもとより、近年私が目にした公演では、非常に才能ある若き指揮者としての姿を示しており、今後の輝かしいキャリアが期待されます」 

— ダニエル・バレンボイム 

 

「ジェラルド・カーニは、卓越した音楽家であり、想像力豊かな指揮者です」 

— ヨルマ・パヌラ 

 

「彼の持つ自然な人間的魅力と、音楽家との深い信頼関係を築く力は、今後の芸術的な成長において大きな武器となるでしょう」 

— ジャナンドレア・ノセダ 

 

「ジェラルド・カーニは、私が出会った中でも最も有望な若手指揮者の一人です。彼の直感的なリーダーシップと音楽性は、オーケストラに情熱と献身的な集中力をもって演奏に臨ませる力があります。」 

— ジョナソン・ヘイワード 

 

 

1996年生まれ。ゲオルク・ショルティ・キャリア支援賞を2度受賞。第3回アンタル・ドラティ国際指揮者コンクールで銀メダルを獲得。 

チューリッヒ芸術大学でローレンス・パワーに師事し、ヴィオラ演奏の学位を取得。スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院で、マルク・キソツィの指導のもと、オーケストラ指揮の修士号を取得。 

2015年にウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団に参加、以来、現在に至るまで、創設者であるダニエル・バレンボイムが、芸術的成長を支える重要な存在となる。 

22年には、チューリッヒの音楽コミュニティの強化と、学生がプロの演奏家と音楽を共有する機会を提供することを目的として、「サイド・バイ・サイド」というプロジェクトを立ち上げる。トーンハレ管弦楽団およびチューリッヒ歌劇場のメンバーと大学生が合同で音楽を創る試みは注目を集めた。 

22~23年にヴェルビエ音楽祭の指揮フェローを務め、サー・サイモン・ラトル、ガーボル・タカーチ=ナジ、ジャナンドレア・ノセダ、クラウス・マケラらのアシスタントを務める。24年9月に開催されたNDRエルプ・フィルハーモニー管弦楽団のマスタークラスに参加する指揮者として、アラン・ギルバードにより、数百人の応募者の中から選出された。 

これまでにルツェルン交響楽団、ゾンダユラン交響楽団、ヴェルビエ祝祭管弦楽団および同室内管弦楽団、シビウ・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク・カメラータなどを指揮。 

また、アウクスブルク・モーツァルト音楽祭やトラウンシュタイン夏の音楽祭など著名音楽祭にも数多く参加。マキシミリアン・ホルヌンク、ヴィルデ・フラングなどのソリストたちとも共演を重ねている。 

ニューヨーク・フィルハーモニック・アンサンブルを率いてメリンダ・ワグナー作曲の”Elegy Flywheel”の世界初演を行うなど、現代音楽にも積極的に取り組んでいる。 

24年5月、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団公演に急遽代役として登壇、ダニエル・ミュラー=ショットとのR.シュトラウス《ドン・キホーテ》、ドビュッシーの《イベリア》、マルケスの《ダンソン第2番》などを含むプログラムを指揮。高い評価を得た。 

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