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台湾の劇場の女性スタッフは、村上春樹の熱心な読者。

打ち合わせの途中の雑談の間に、彼女に新作の話をすると、返って来たのは、知っている、という答え。とても楽しみにしていて、既に予約したのだ、と。

日本で出版された後に海外で翻訳が出る、という思い込みが壊れた、軽い驚き。

その村上春樹の新作、来月出版予定。

「街とその不確かな壁」

ほとんど同じようなタイトルの小説が、デビューしてまだ間もない頃、文芸誌に発表されて読んだ記憶が・・・。その後の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の原型、特に「世界の終わり」の原型のような作品だった気が・・・。

不確かな記憶。


ドイツでは、「直子の微笑み」みたいなタイトルになっている、ということ。

意外な線な感じが。



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